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夏ほうれん草への秘密兵器 [日誌]

本日より数日間は雨模様という天気予報。
実に久々の雨です。そして、実に久々のユックリできる日々ですw
農家って、雨降ってなけりゃ外で何らかの作業してますから ^^;;

DSC00268.JPG
ハウス栽培のトウモロコシ、先日より出荷してます。
トウモロコシのハウス栽培は初めてだったんで、結構不安ではありましたが、意外なことに結構良い出来。一本辺りの平均重量は450gチョイと、種苗メーカーのカタログ以上の数値まで育ちました。
カタログスペックより好成績だと意味無く嬉しがります。車好きの性でしょうか? w


ほうれん草とは一般的に春と秋に栽培させるもの。
冬はマルチングやハウス・トンネルなどで保温すればOKとして、夏は非常に難しい。
病害虫の脅威は凄まじいし、何よりも発芽率が悪い。そして発芽しても立ち枯れする率も高い。非常に歩留まりの悪い時期なんです。味そのものもやはり適期栽培にはかなわない。

8月夏真っ盛りはともかく、7月までは生産したいということで、就農初期より色々と試してます。
何故か? 要するに直売所にほぼ独占供給できるから。値段もさることながら、「夏にほうれん草作れる人」というブランドを確立できるから。
「6月中にトウモロコシ出す人」 「やたらとミニ野菜作る人」 こういう評価は頂いてるので、ここは一つ栽培技術という評価も頂きたい ^-^

さて夏のほうれん草ですが、暑さに強い品種を選定することは当然として
・地温を下げる  (日除け・雨よけ)
・過湿にさせない (高畝・排水性のよい圃場作り)
・過乾燥予防  (排水・保水が両立する良い土壌作り)
・通風性の確保 (近くに背の高い作物は作らない&密植にしない)
・発芽率向上  (催芽処理は必ず行う)

上記要件にプラスし、「立ち枯れ予防」 という難しいテーマがあります。
何故効くのかはサッパリ判りませんが、自分は炭を、それも竹炭を使います。夏の暑さや連作に何故か効果が認められます。

DSC00263.JPG
こんな感じ

モミガラ堆肥と元肥+竹炭を畝にばら撒き、管理機(耕運機)でもって軽く耕運。
トラクターで全面耕起は行いません。あくまでも播種部分のみ半耕運です。

雨による水分と、25℃前後の気温。上手く一斉発芽してくれることを願うばかり。
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