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靖国神社 花嫁人形 [雑感]

金曜~土曜 東京に赴いておりました。
農水省主催のシンポジウム出席&知人との懇談が目的だったわけですが、或る人からの依頼も受けておりました。

『ウチの爺さんの遺影を靖国に持っていって欲しい』

お亡くなりになったお爺さんは戦地から生き延び、天寿を全うされましたが、亡くなった戦友が眠る靖国にはどうしても行けなかったとのこと。
生き延びたことへの幸運を喜ぶと同時に、亡き戦友に対する申し訳なさ・疚しさを感じ、それを死ぬまで引きずっていたとのことです。

元々、靖国神社には機会があれば再度訪れたかったし、断る理由もないのでトランクに遺影を詰め、土曜の朝に靖国へ。


DSC00082.JPG



悪寒ではない ”ゾクッ!”  を感じつつ、本殿へと向かいます。
ゾクッ!っと感じるのは、身の引き締まる何かが作用しているのでしょうか?

本殿に書かれている作法指南の看板に従い、二拝二拍一拝
勿論、遺影とともにです。

その後、靖国神社内にある遊就館(博物館)へ
テレビでちらっと見た 『花嫁人形』 これを見たかったので。

館内は撮影禁止なので、残念ながら花嫁人形の画像はありません。
若くして散っていった息子・兄弟の為、せめてあの世で結婚できるようにと、戦没者ご家族が花嫁人形を靖国へ寄贈したものが3体。

見た瞬間から、鼻水たらして泣きました。
遊就館は戦闘機や軍艦の模型などを展示しておりますが、この花嫁人形が最も見る価値のある展示物です。

護るべきものを守ること、その為に変革・行動することをいとわないことが保守の理念であるならば、花嫁人形を寄贈しようとした心こそ最も護るべきものではないでしょうか?
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