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面白い討論番組 [雑感]



話す内容が面白いといいますか、構成・演出(意図したものと意図できなかったもの)、その他諸々。
非常に興味深い番組でした。パート3まで是非ともご覧下さい。

勝間女史の経済感覚には概ね賛同するところはあれど、思想というか人間性には (・・?
政治・経済などの主張内容は大幅に違えども、思考回路は田嶋陽子の若人バージョン。
基本的にこの人、リベラルといいますか左寄り思想なんですよね。

ひろゆき氏は相変わらず飄々とされてますね。頭の良い人のみに許される脱力系でしょうか?
テレビや著作を見る限り、非常に知的で面白い人ですが・・・実際にお会いしたとすれば、勝間女史のようにイラッとしてしまうかもしれないw
腰の低い態度でも、「はぁ? このオバサン何言ってんの?」 という態度が見え隠れ ^^;


どっちも濃い人達ですね~
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鳩山首相の態度に憤慨 [雑感]

首相が徳之島への基地受け入れを要請 徳田虎雄氏は拒否
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100428/plc1004281205006-n1.htm


時事ネタでもよかったんですけど、敢えて自らの思いを綴っておきます。

沖縄・徳之島には訪れず、徳田氏との会談が先って、ハッキリ言ってナメてるとしか思えない。
筋からしても順番がメチャクチャです。

つい最近の徳之島・沖縄での基地移設反対集会に出席するのが筋でしょう。
例え罵詈雑言を浴びせられようとも、例え石を投げつけられようとも、自らの政策に信念があるのなら、まずは地元住民に対し語りかけることが先決です。それこそSPを廃し、殴られようとも訴えるべきことは訴えるべきでした。語るべき信念も、「命を守りたい」 などという覚悟も無いことを露呈しても恥ずかしいとも感じていない。
集会出席は絶好のチャンスだったのに、総理はそれらから逃げ、安易な道を選んでいる。

正直、小沢氏の起訴相当というニュースより、こちらのほうが自分にとっては重大です。

殺気立った集会であろうとも、危険を顧みず自ら飛び込み、文字通り命を賭して参加者に語りかけた政治家として、自分はロバートケネディを思い出します。

1960年代後半、故ロバート・ケネディは大統領選に打って出ておりました。
折りも折り、選挙期間中にキング牧師が白人によって暗殺というショッキングな事件が発生し、全米各地で黒人による暴動が発生しつつあったその時、彼は危険を顧みず演説会場に赴き、壇上から演説を始めました。
予定されていた演説原稿は全て無視し、兄である大統領JFKも白人に暗殺されたこと、暴力に訴えることは愚かであり、真の勇気ある行動とはキング牧師の冥福を静かに祈ることであると、数多くの殺気立っていた黒人聴衆に訴えた。
その夜、全米各地では黒人による白人への報復として暴動が巻き起こっていたにも関わらず、彼が演説した街では暴動の類は殆ど発生しなかった。彼の危険を顧みない、文字通り命を賭した覚悟の言葉が黒人聴衆の心に響いたからだと思われます。これこそが政治家であり、これこそが言葉の力です。

もっとも、余りにも危険を顧みない行動が裏目に出、その後の遊説中に暗殺されてしまいましたが。


自らの言葉に覚悟も信念も無いのなら、速やかに総理は舞台から降りるべきです。
愚かであると指摘されれば、自らを愚直と評し、ポジティブな言葉に摩り替える。非難轟々であろう場所には赴かず、当たり障りの無いところから接触を試みる。そんな総理を国民は望んではおりません。
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立ち上がれ日本の目指す先は? [雑感]

与謝野さんと平沼さん。以前の日誌では組むのかな~? とまぁ、疑問でした。
実際はしっかり組んで新党結成までしてしまったというオチであり、予想は大外れです^^;

で、高校の同級生であることと、元自民党組であることを除けば、政策的に全く接点の無い両者を結びつけたものは何だろうと。与謝野さんだけでなく、園田さんという、元さきがけ組の人まで所属したという現状を見るにつけ、疑問は膨らむばかりでした。
平沼グループに所属していた2人の衆院議員(小泉・城内)が参加していないのも不可解。

あの党には、読売新聞のドン 渡邉恒雄(通称:ナベツネ) 石原都知事も深く関わっており、彼らプラス与謝野さんで考えると・・・ 御破談になった大連立政権構想が思い出されます。
一連の動きをプロデュースしたのは、やはり小沢民主党幹事長  でしょうか?

実際、一部報道では、立ち上がれ日本は大連立政権(自民・民主)樹立への橋渡し役を担うべく結党されたと報じるジャーナリストもおり、恐らくはそうなんでしょう。そう考えれば、立ち上がれ日本って党名らしくない名前も、敢えてベテラン(各党・議員に太いパイプを持つ人ばかり)を集めたのも合点がいきます。
党名ではなく、大連立へのスローガンと考えると非常に判り易い。

もし、大連立政権樹立となれば、衆院の議席数は400を越え、圧倒的多数でもって何でも出来る。
何でもとは、消費税率アップであり、それ以上の価値として・・・憲法改正も可能。
元々、以前御破談になった大連立構想も、狙う先は消費税と憲法改正でしたし、今回の動きもその延長線上にあるものと思われます。

ある意味、国難に立ち向かう救国戦線とも言うべき政権構想であり、憂国から小異を捨てて大同に付くという考え方かもしれない。他国でも、議会第1党と2党が連立を組むことは決して珍しいことではない。
1~2年間の時限的連立政権であり、その間に処々の問題を一気に片付けてしまい、日本を再浮上させようという考え方そのものは理解できなくはありません。


しかし、個人的に諸手を挙げて賛同はできない構想です。むしろ反対と言うべき。

まず、自民は党是に自主憲法制定を定めているので問題はないとして、民主はどうなんだと。
大連立が実現したとしても、果たして民主党は纏まるのか? 極左の如き勢力が言うこと聞くのか?
連立したけど民主の半分は採決で造反し、100+150=250というオチになる危険性は?
マスコミの大批判に、果たして政治家は耐えられるのか? 
日本の将来より次期選挙しか考えられない議員が大半ではないのでしょうか。
誰を総理にするつもりなのか? 憲法改正という大仕事を遂行し、連立政権をコントロールできうる人物って・・・パッと思いつきません。

結党発表の際、石原都知事が語った言葉 「若者がだらしないから俺たちが頑張る」
確かに、だらしない若者は多いかもしれません。しかしね、若者の牙を抜くことに腐心するような、そういう世の中にしたのはアンタら爺さん共だろうがと。自らを省みず、どの口がほざくんだと ^^;
彼らには死ぬまでに日本を何とかしたいという気持ちがあることは認めます。特に平沼・与謝野両名は健康面で不安を抱えており、死ぬまでにという気持ちは強い。命燃え尽きるまでにという、それ自体は敬意を持ちますが、イイ歳してナルシズムが如き放言を放つことに対しては嫌悪感も感じる。

そして最も反対する部分は二つ
・国民不在で政治を弄ぶという自覚はあるのか? どこか、国民はバカだからという意識を感じます。
・大連立で最も得をする人物とは、他でもない小沢幹事長。これは憲政史上に汚点を残さないのか?

平沼グループの若手2人(小泉・城内)両名や、鴻池元副官房長官・中山恭子元拉致問題担当相など、新党参加が囁かれながら参加しなかった理由は、自分が感じた上記理由によるものなのかもしれません。
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橋下徹 大阪府知事 [雑感]

番組無断転載であり、著作権違反であることは本当に申し訳ありません。
しかし、是非この動画をご覧になって一緒に考えていただきたい。



番組は関西ローカル放送である ”スーパーニュースアンカー”
関西の誇り! と呼んでも差し支えないほど高品質な番組です。是非全国ネットで流して欲しい。

橋下知事は大変有能な政治家であり、「大阪都構想」そのものは大いに賛同します。
二重行政を廃し、副首都機能を有する都市を構築する。これ自体は素晴らしい。そしてこのプランを推進しようとする知事の見識も高く評価しています。
正直、我が県の兵庫県知事より100倍は有能です。

有能なんですが、番組内で青山繁春さんが感じられたように・・・知事の政治手法にある種の不安感を感じます。有能であるが故、知事の人間性に危険な要素を感じたのかもしれません。
彼の目指すところは、シンガポールのリー・クアン・ユーのような開発独裁型政治家であり、目的達成には常に最短距離を突き進み、手段も余り問わないことが予想され、新たな創造の前に必ずといってもよいぐらい破壊を選択している。

目的意識を高く持っている知事を高く評価すると同時に、障害となる対象を徹底的に攻撃・排除する手法には賛同しかねるといいますか、「大丈夫なのかな?」と疑問を感じざるを得ません。
行過ぎたワンマン型政治は独裁であり、それはファシズムへの道に繋がるかも?

現在の日本人は、潜在的に強いリーダーを求めているかもしれません。大衆は我侭好き勝手に見えて、実は誰かからの強制を求めているのかもしれない。
何とかブームにワッと群がる傾向が益々強くなっている昨今、気付いたときには誰かが描いたシナリオに踊らされ、捨てられる状態だった。と、なる かも? 
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岡田監督と鳩山総理 [雑感]

サッカーの岡田監督と、現首相の鳩山総理
この2人、結構似てますね。

両者とも、責任者or当事者としての自覚や覚悟が決定的に足りない。
どこか他人事として捉えているような気がしてなりません。

岡田監督に限らず、、今の日本には鳩山総理に似た人は多いかな?
お金のないor母親からお金をもらえないという違いはありますが、それ以外は大して変わらない。

覚悟や信念。こういう観念を改めて評価すべきかもしれません。



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誤神託から察するに [雑感]

評論家と呼ばれる人達の中には、「必ず真逆の結果となる」予想を発言する方がいます。

例えば経済アナリスト(民主政権になれば株価は急上昇する)
例えば政治評論家(鳩山政権の支持率は50%を切ることは絶対にない)
例えば軍事評論家(次期戦闘機はF-22となり、ライセンス生産も可能)
例えば野球評論家(イチローはメジャーで絶対に成功しない)

正直、狙ってんの? というぐらい常に予想と真逆の結果となりますので、彼らの発言は御神託ではなく、「誤神託」と一部では呼ばれ、それなりのファンがいたりします。
常に予想が間逆になるって、それはそれで大した情報分析能力だよなと楽しんでいるw


間逆な結果率100%を誇る某評論家(軍事系)がこんな発言をしました。。。
曰く、『鳩山首相は普天間移設問題の責任を取って5月末か、どんなに遅くとも7月には辞任するだろう』

誤神託から察するに、鳩山総理は参院選終了まで辞任しないってことが予想されます。
それ以前に、5月末までに決着させるという普天間代替案がもし決まらなくとも、彼は辞任しないということ。これはこれで・・・ある意味において、彼は歴史に名を残す総理大臣になり得るかもしれませんね。
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地球温暖化 嘘? 本当? [雑感]

CO2による温室効果で地球は温暖化している!

まぁ、昨今叫ばれていることですね。

それに対し、地球は温暖化どころか冷却化しているとの意見もある。
C02に温室効果があることは確かでも、それが地球温暖化の主要な要因ではないとのこと。

双方の主張や論戦を書籍やテレビなどで見るにつけ・・・ 結局どっちやねん? という疑問。
正直、どちらの主張が科学的に正しいのか、自分には判らない。

ただ一つ確実に判ることとしまして
温暖化を主張している方々は、なんといいますか政治的にリベラルである。
中にはリベラルを通り越し、世界同時共産主義化を推進しているかのよう。

冷戦終結後、共産主義を信奉していた人々は人権と環境に走ったと、巷では言われております。
それが本当なのかガセなのか? 未だ自分は勉強不足なので断定は出来ない。


省エネや有害物質削減は大事なことだし、これは諸手を挙げて賛成します。
ただまぁ・・・各家庭にソーラパネルだの、山間部に風力発電っつーのは大いに疑問。
年に数回はパネル表面を清掃しないと効率低下だけど、誰が掃除するの? 
山間部に道路を作り、風力発電建設って、それは森林破壊じゃないの?
雨や曇りの日、無風の日などを考慮すると、結局は既存の発電所を無くすことは出来ない。効率という面では省エネどころかエネルギーの無駄遣いに感じてしまう。

胡散臭いと言わないにせよ、昨今のエコエコブームは @w@? なことばかりです。
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一歳違いなのに [雑感]

石破茂   元農林水産・防衛大臣
山本一太  元外務副大臣

どちらも自民党所属議員で、ブログやメディアの露出から知名度の高い政治家。
自身のブログからもRSSで普段読んでいるブログとして登録しています。

重厚な(ゲルとか言われてる)石破さん 53歳
軽快な(イタチとか言われる)山本さん 52歳

年齢は一つしか違わないという事実。老けてるとか軽いとか諸々の意味を込めて違和感満載です。
顔と同じく、ブログの文体も対照的なお2人。口調も結構違いますね。

どちらもお父上の死去に伴い国政に転進した二世議員なのに、どうしてこう違った雰囲気なんでしょ?
山本議員が軽すぎて見えるから違和感を生み出すんですかね~

老けて見られるのもイヤだけど、だからといって軽そうに見られるのもイヤですねぇ。。。
いい歳の取り方をしたいもんです ^-^;
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強敵と書いて「とも」と読む [雑感]

またまた女子フィギアネタです ^-^;;
いやもう・・・本当にフィギア好きなんですよ~

浅田真央選手とキムヨナ選手、今回の勝者はキムヨナでした。
世間ではジャッジに対する不信や疑念、まぁ色々と騒いでいます。
正直、買収の有無はわからないとして、何らかの力が働いたことは確かです。
思い出してください。前々回のソルトレイク冬季オリンピックを。
911事件の直後ということもあり、やたらとアメリカ贔屓のジャッジが横行しました。
フィギアに限らず、様々な種目で です。

オリンピックに限らず、メジャースポーツって大なり小なりそういうものなんですよ。
明確な黒はまずないとしても、グレーでダークな部分は必ずあるもんです。
別に擁護しているわけではありません。ただ、グレーな部分を許容できないってことは、人間そのものを否定することと同義です。

批判するのなら、審判団は当然としても、それと同じくIOCに働きかけない日本のJOC及び諸団体・勢力の不甲斐なさも批判しなければ。あれだけの協賛スポンサーという援助を得ながら何やってんのと。
この辺り政治と同じで、日本は余りにも幼い。
残念なことに、世界は未だ腹黒いんです。個人としては善良でも、国や組織が絡むと・・・


で、全くの不正も何もなく、誰が見ても公明正大なジャッジだったと仮定します。
その仮定においても、今回の女子フィギアは僅差でキムヨナ勝利だったでしょう。
同年齢・体格・東洋人・才能と、ともによく似たもの同士、2人の天才を分けたものは、「相手に勝つ意志」 これだと感じます。
金メダルを目指す想いは同じだったかもだけど、あの子に勝つ! これはキムヨナ選手のほうが強かった。対抗心や執念という感情だけでなく、それらを超越した感情とでも言いましょうか?
個人的に、キムヨナ選手は浅田選手をライバル視しておりますが、決して憎しみや敵愾心などは持っていない。そのようなネガティブな気持ちでは勝てない。彼女にとって浅田選手とは、倒すべきライバル(強敵)であると同時に、互いに共鳴し合いながら切磋琢磨するような、いわばもう一人の自分であり、慈しむ相手(友達)ではないでしょうか?
浅田真央選手がもしも存在しなければ、彼女はあそこまでの境地に到達したか?
色々と複雑な感情はあれど、浅田選手に対し慈愛や友情、そして感謝の気持ちを持っていると考えます。
フィギアスケーターとして尊敬し、廉潔の情も抱いているのかもしれない。
勿論、浅田選手にも同じような感情はあるにせよ、僅差でキムヨナまでの想いではなかった。

1~2年前だったか、何かの雑誌でキムヨナが語っていたことで、あぁ本心なのかなと感じたこと。
「お互い引退した後、マオとは親友になれるかもしれない」 


強敵を「とも」 と読むこと。実は北斗神拳のネタなんですけどね ^^;
今回ほど、それがピッタリ来るようなシチュレーションも中々ないよな~と。

かつて、モータースポーツの最高峰であるF1でも似たようなライバル関係がありました。
フランスの雄 アラン・プロストと、ブラジルの英雄 アイルトン・セナ
激しくぶつかり合った2人は、プロストの引退によってライバル関係にも終止符を打ち、短期間ではありましたが友情を取り戻しました。短期間だったのは、プロスト引退の翌年にセナが死亡したから。

浅田・安藤・鈴木選手、そしてキムヨナ選手。本当にお疲れ様。
そして、特に傑出した2人の19歳(真央&キムヨナ)。これからも互いを高めあいながら、4年後のオリンピックで我々を魅了してください。
とりあえずキムヨナ選手。一部で噂されてるようだけど・・・引退は認めませんw
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農薬散布について考える [雑感]

明日出荷予定のホウレン草君
ザバザバと洗っております。

DSC00147.JPG
ちと小振りかも?

今の時期だと、ホウレン草は完全無農薬栽培を行っています。
要は寒いので虫はほとんどいない → 農薬撒く必要が無い → 無農薬栽培
大体、4月までは十分これでいける。

5月以降から11月にかけては・・・さすがに無農薬だと難しい。
それでも慣行の栽培に比べたら散布回数は半分以下ですけどね。

茄子にしても、7月後半~9月前半までは撒かないと全滅しかねない。
推奨される散布回数の半分以下にしてますが、それ以下だと途端に厳しくなる。
完全無農薬で栽培する農家さんって本当にすごいです。
品質を無視すれば、今の自分でもできますけどねぇ。。。
それじゃ意味ないんですよね~
消費者は安全・安心と共に、品質維持を求めていますから。
薬撒いてません。だから多少虫食いでも我慢してね♪  まず売れないw

自分の場合、まず品質維持ありきでスタートしますんで、使わなくとも維持できるのであれば予防散布もしない。毎日圃場に赴けるのが専業農家の強みであり、早期発見・早期対策が可能だからできます。これが兼業で(週一農家とかね)、無農薬栽培を試みるのは、ハッキリ言って無謀。それで販売してお金にしようと考えるのはプロとしてどうかとも思う。

家庭菜園ならね、本人が食べること前提ですから多少の虫食いも御愛嬌。しかし生産物を販売する農家としては、確実に安全を実証できない限りは冒険できません。

たまに、「無農薬栽培しないの?」 と聞かれることもあります。
大抵の返答としては、『そこまでの技量は現在持ち合わせておりません』 
ある意味教科書どおりに答えるわけですが、どうも御理解いただけないようです ^^;

生まれてこのかた、風邪一つひいたことがない人ってまずいないのと同じように、全く病害虫の脅威に晒されずに成長させることは非常に難しい。また、投薬無しで病状回復を望むことも非現実的。使わないといけないときは、可能な限り低濃度で散布することは致し方ないと考えます。
稲作については、かなり無農薬栽培方法が見えてきた。昨年も水田一枚は完全無農薬でほぼ問題なし(収量・品質ともにね)。今年は二枚試してみる予定です。
野菜類は・・・いまだ勉強中 ^-^;;

農家なのに農薬アレルギーなワタクシ。コストや食の安全面からだけでなく、自らの生理からも可能な限り農薬は使わない。いずれは無農薬栽培法も確立していきたいもんです。
病害虫に耐えさせるのではなく、そもそも病害虫の脅威が無いよう圃場環境を整える技術かな?

賛否両論あるでしょうが、最低限の薬剤散布により健康を維持している野菜と、多少やられながらも耐えて育った野菜。果たしてどちらが安全なんだろうと・・・
病虫害に犯された野菜は多大なストレスがかかっています。それは健康的なんだろうか?
人間と同じく、植物も異物に対抗する為に抗体が生まれます。それが苦味という風味であったり、旨みであったりもするわけですが、味覚にプラス作用をもたらすだけなのか? 
とまぁ、色々と未熟ながらも考えたりするわけです ^^;
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